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Special Project

本委員会共催 特別事業 〜APWS2013情報〜

APWS2013 会議報告         (報告者:幹事(特別事業担当) 名城大学 岩谷素顕)

謝辞:本事業の一部は、日本学術振興会協力会からの支援により実施されました。

 台湾・新台北市・淡水のFullon Hotel Danshuei Fishermen’s Warfにおいて、The Sixth Asia-Pacific Workshop on Widegap Semiconductors (APWS 2013)が2013年5月12日(日)から15日(水)の会期で開催された。本会議は、アジア・太平洋地域を中心としたワイドギャップ半導体の研究者が結集し最新の研究成果を議論することを目的として、2003年に日本で開催されてから2年ごとに開催され本回が6回目となっている。
 本年の会議参加者は、以下の表1にあるように、223名(日本からの参加者は44名)の参加があり盛会であった。
表1 本会議の参加者 (2013年5月13日正午時)
  Japan Korea China Taiwan Others Total
General  34 14 40 31 7 126
 Student  10 12 18 56 1 97
 Total  44 26 58 87 8 223

 このワークショップでは、実際の会議初日にあたる13日の午前中は全参加者の集まる4件の基調講演をシングル・セッション形式で運営された。同講演では、SiCの結晶成長やSiCパワーデバイスの先駆者である京都大学の松波教授をはじめ、Krost教授、Speck教授、Waag教授など世界的に著名な研究者から最新のトピックが報告された。ホットなトピックが多数報告されたため同講演は質問が相次ぎ、当初のスケジュールから大幅に遅れるなど熱心な議論が行われた。同日午後からは、パラレル・セッションでの招待講演と一般講演が行われた。また、13日および14日の夕方にはポスター・セッションも開催された。
 本ワークショップの発表件数は196件(口頭:98件、ポスター:98件)であり、国別の発表件数は以下の表2の通りであった。
表2 国別発表件数
 Japan Korea China Taiwan Others Total
 32 17 59 78 10 196 

 また一般講演の各トピックスの投稿件数は表3の通りであった。表3からもわかるように、ワイドギャップ半導体の最も重要なデバイスであるLEDをはじめとした光デバイス関連の投稿件数が全体の約30%に相当する52件あった。また、結晶成長や評価、さらにはナノ構造に関する報告が多かった。
表3 一般投稿論文のトピックス
   Japan Korea China Taiwan Others Total
Epitaxial growth and doping  12 2 14 7 2 37
Material, optical, and electronic characterizations  6 0 13 18 1 38
Optoelectronics devices including LED  3 10 9 28 2 52
Electronics devices  1 0 6 4 0 11
Nanostructure growth and application 1 1 7 10 1 20
Substrate fabrication 1 0 3 0 0 4
Theoretical and calculation studies 2 0 3 7 0 12
 Others 1 1 0 2 0 4
 Total 27 14 55 76 6 178

 また、13日の夕方には台湾料理を食べながらレセプションが行われた。レセプションは、京都大学の佐々木名誉教授の乾杯にはじまり、アジア・太平洋地域の研究者間の交流が活発に行われた。また次回のAPWSに関しては、2015年の5月に韓国・ソウルで開催されることが本レセプションで案内された。

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ワイドギャップ半導体光・電子デバイス第162委員会幹事のページ
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